神戸市にある寮の一室。
人の視線が絶えず交錯する寮という環境において、「まど」は個人の空間と
共用部を隔てる境界面でもあり、パーソナリティが垣間見えるメディアでもある。

最小限に切り詰められ、画一化された部屋では
室の形状や家具以上に空間を決定するエレメントとなりうる。
空間に含有されている「吊りさげる」という言語と1年間だけ居住するという条件から
空間に挿入するエレメントが導き出された
所有物はパーソナリティを表出させながらもプライベート空間への視線を遮る
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